部下をうまく取り込み、手なずける2つの魔法の言葉


上司たるもの部下を使ってなんぼ。しかし、これができない人が多い。部下をうまく使いこなせない管理職だ。

資料整理や雑用、あまり人がやりたがらない仕事を部下に頼みたい。部下にもっと上司である自分のために進んで働いて欲しい。

そう思いながらも頭ごなしに指示を出す。部下が必死に仕事をしていても「それが当たり前」という態度で接してしまう。これでは部下をうまく使いこなしているとは言えない。

部下をその気にさせて、うまく扱えば、部下はあなたの考えを読み、それに沿って仕事を行うようなる。特に指示を出せずとも、先回りして仕事をやってくれるようになる。

これは自分自身の仕事が楽になるだけではなく、部署としての業績もあがるだろう。それではこのように部下を手なずけるにはどうすればよいだろうか?

部下をやる気にさせ、自分に取り込むために使える魔法の言葉が2つある。

  • 「認めているよ」
  • 「信じているよ」

この2つだ。

「認めている」ということは、能力と仕事ぶり、人間性やモラルをふくめてのことで「信用している」も、ほぼそれと同じ。だから、上司から「認められ」ていたり、「信用されている」ということは、実は大変なことなのだが、最近の若者はそれらを安易に求める傾向がある。

とくに仕事そのものにちては、本来はある程度経験を積まないと、上司からみとめられうまでにはならない。仕事で実力を発揮し、業績をあげることが、会社で認められるということの本質であるのだが、入社したての社員に上司が、「君はまだまだ半人前だから」などと言おうものなら、「ありのままの私を認めてくれないのですか!」と、顔色を変えて詰め寄ったりする。

人は、認められたがっている。信用されたがっているのだ。特に今の若者世代はそれが顕著に見える。

それならば、この際、そもそも論は抜きにして、上司は部下に向かって、何かに触れ、「君のことを認めているよ」とか「信じているよ」と、言ってやればいい。どちらのフレーズも相手をやる気にさせるだけではなく、自分に対して信頼感を得る賞賛の言葉なのだから。結果として、上司である、あなた自身も大きな見返りを得るわけであるのだから、「昔はもっと厳しかった」などと説教をしても無意味である。