なぜ、デキる人は商談中に上着を脱ぐのか?


大半のビジネスマンはスーツに見を包んで日々、仕事をしているわけだが、どういうわけだか、商談中、しかも交渉がうまくまとまりかけている大詰めの時に、暑くもないのにネクタイを緩め、スーツを脱ぎ始める人が周りにいないだろうか?
その人はもしかして、社内でも一目置かれるデキる人ではないだろうか?

彼らはなぜ、ココぞという時に上着を脱ぐのだろう?
それには勿論、理由がある。

ビジネスマンにとってスーツやネクタイは一種の鎧のようなものに例えられる。スーツのボタンを締めている人はどことなく、固いイメージがしないだろうか?スーツのボタンを締めている人は相手に対して警戒心をもっており、文字通り、鎧で心をガードしているのだ。

これに対し、スーツを脱いだり、ネクタイを緩めたりする行為は相手に敵意のないことを示す意思表示だと言える。猫や犬が敵意のないことを相手に示すためにお腹を見せるのは有名だが、彼らは上着を脱ぐことでこれと同じ事を相手にサインとして心理的メッセージを送っている。偽りのない誠実さを背広を脱ぐことで潜在的にアピールしているのだ。

そしてこのしぐさを交渉の大詰めに行うことで、相手に最終段階の迷いを断たせている。

このしぐさは交渉が難航している時にも使える。

お互いに警戒して商談が思うように進まない時、こちらから「ちょっと暑いですね」等の理由をつけて、上着を脱いでしまう。先に鎧を脱ぎ、腹を見せることで相手の警戒心を解くのだ。

このしぐさで相手の気持ちが少しでも緩めば、膠着状態の現状を打破できる可能性がグッと増すだろう。