なぜ、片思いだと思っていたら両思いだったという話をよく聞くのか?


なぜ、一方的な片思いと思っていたら、両思いだったというケースが多いのか?

同窓会などで「実は当時、君の事が好きだった」といった話をすると相手も本当は自分のことが好きだったという話をよく聞かないだろうか?

自分自身、一方的な片思いだと思い込んでいたら、実は両思いだった、そんなケースは心理学でいう「好意の返報性」で説明することができる。

好意の返報性

「好意の返報性」とは、人は好意を受けられると、無意識にそれを返したくなるという習性のことで、ミラーリング効果とも言われる。

この習性はよく企業のマーケティングで使われることが多い。身近な例でいうと「試食」も好意の返報性を狙ったものだ。

試食はもともとは、食品を無料で提供し、その味を購入に値するか判断したもらうプロモーション戦略のひとつであると考えがちだが、本当の狙いは別にある。客は店員から直接食品を手渡されることによって、その味いかんにかかわらず商品を買わなければいけないという気持ちになることが多い。試食はこの習性を利用して商品を買わせることが狙いなのだ。

恋愛における好意の返報性

好意の返報性は恋愛においても顕著に現れる。

「好きな人のタイプは?」と問われた時、「私のことを好きになってくれる人」と答える人がよくいるだろう。恋愛においてはガツガツ積極的な人から見ると表面的には受け入れがたい考え方かもしれない。しかし、人間には「人は自分のことが好きになってくれる人を好きになる」という基本法則があり、恋愛に積極的な人も、この法則から逃げることができない。

相手に対する思いが強い、つまり片思いの気持ちが強ければ強いほど、その気持ちはサインとなって相手に伝わる。それは以前の記事「狙った男を落とす3つの「目」の使い方」で紹介した瞳孔の大きさかもしれないし、見つめる時間の長さかもしれない。

相手は好意の返報性によって、このサインに秘められた思いに答えざる得なくなる。そのため、自分は片思いと思っていたら相手も自分のことを思っていたというケースが多くなるのだ。

好意の返報性を利用して恋愛を成功させる方法

好意の返報性という心理法則を理解したのなら、もうお分かりだろう。好きな相手と付きたい、そう思うなら、その好きという思い、気持ちを隠すのは止めよう。相手に対する好意を全面的に表現しよう。

最終的には「告白」しなければ、お付き合いはできないかもしれない。しかし、好意を示すのに言葉はいらない。相手のことをずっと見ていたい。相手と一緒にいれて嬉しい。そんな思いを恥ずかしがらず、素直に表現、実行しよう。そうすれば、必ずその思いは相手に伝わる。

「人は自分のことが好きになってくれる人を好きになる」人はこの法則から逃げることはできないのだから。