意中の女性となかなか打ち解けられないのはなぜ?
好きな女性がいるのだけど、いまいち親密になれない。
そんな経験はないだろうか?
友達と一緒によく遊びに行くし、顔を合わせれば話も普通にできる。メールやLINEもちょくちょくするし、二人で食事にも何回か行ってるのに、どうも打ち解けている感じがしない。
こういったモヤモヤした関係というのは、辛いものだ。
いっそのこと告白してしまおうか思うけど、振られる可能性が高いような感じがする。
もう少し親密になれれば、告白する勇気が出てくるのに・・・。
そう、もう一手があれば。
いつも意中の女性と何を話していますか?
メールやLINEの回数や直接会う回数は多いのに、いつまでたっても他人行儀な距離が縮まらない。
そんな関係が続く原因はその会話の内容にある場合が多い。
会話は回数も、もちろん大事だが、その中身の方がもっと重要である。
なかなか好きな女性と打ち解けないというあなたは是非、その会話の内容を思い出して欲しい。
天気やテレビ、友達など、自分以外の話ばかりしていないだろうか?
そういった、いわゆる上辺だけの会話を積み上げるのも、最低の出会いを最高の出会いに変える方法で紹介したように、効果はあるが、即効性は薄く、時間がかかる。
もっと速く好きな女性と親密になりたければ、会話でもっと自分のことをさらけ出す必要がある。
一気に距離が縮まる会話術
好きな女性と普通の会話ができる仲にまでなったら、個人的な悩みや身の上話、家族の問題など、本当にプライベートな話をしてみよう。
通常、こういった話はごく親しい人にしか打ち明けないものだ。
だからこそ、逆にそういう打ち明け話をされると、相手が自分をごく親しい仲だと思いってくれている証拠だと人は考える。
そうなれば自分も相手に対して特別な親近感を抱くようになるのだ。
これを「自己開示の法則」という。
自己開示の法則
自分の個人的な情報を相手に伝えると、聞いた相手も聞いた情報と同程度の個人的な情報を伝えようとする。
このことを心理学では「自己開示の返報性」という。
例えば、年齢を話せば相手も年齢を話し、出身地を話せば出身地を教えて貰える。
そして、人は自己開示をされると、その人に対して好感を抱くようになる。
特に女性はお互いのプライベートを話す事によって、仲良くなっていく傾向が強く、逆に男性はお互いのプライベートには触れないで、活動を共にする事で仲良くなる傾向がある。
打ち明け話を積極的にしよう
さて、話を戻そう。
女性にあなたの打ち明け話をしたとしよう。
「今、ちょっと悩んでいるんだ。実は上司とあまり上手くいっていなくてさぁ。事あるごとに俺のやり方にケチをつけてくるだよ。本当にまいるよ」
相手の女性はあなたに同情するだろうが、それ以上に、
「この人は、こんなことまで私に話してくれた。それだけ頼りにされているんだ」
こう思うはずだ。
このように「信頼されている」と感じれば、相手に対する思いも、これまで以上に深いものになる。
あなたの自己開示に応じて、相手の女性も「実は・・・」と何かを打ち明けてくれれば、この恋は成功したも同然だろう。
あとは告白するなり、お互いの距離をもっと深めれば良い。
自己開示の注意点
先に「好きな女性と普通の会話ができる仲にまでなったら」自己開示しようと紹介したが、このテクニックで難しいのは、その使いところだ。
考えてみてほしい。
大して親しくもない人にいきなり、「会社の上司と揉めている」などと打ち明けられたら、どう感じるだろうか?
そう、「何、この人?」と妙な顔をされるのがオチだ。
この自己開示の法則には段階がある。
まずは、ごく一般的なあたりさわりのない会話をして、親しくなるにつれて、徐々に個人的なことまで話をするようにする。
自己開示を切り出すタイミングとしては、相手が個人的な話を少しでも話した時がチャンスだ。
そのチャンスを逃さず、積極的に打ち明け話を持ちだそう。