なぜ、好かれたい相手の前では手を見せたほうがよいのか?


人が人たる理由。人間の進化の内、1番のキーポイントは二足歩行だと言われている。

人間は直立二足歩行を身につけることによって前足(腕)が歩行動作から自由になり、食物を集めるといった動作に「手」を使えるようになった。そして言葉を身に付けるまでの長い間、手を使ったコミュニケーションを発達させてきたのである。

そして、脳にはまだ、手を使って感じていることや考えていることを正確に伝える回路がしっかり備わっている。

だからこそ、話し言葉を使っている時も使っていない時も、相手の手の動きやしぐさに注目することはとても大切だし、それと同時に自分の手の動きにも敏感にならなければならない。

特に重要な取引相手との会合や、合コンやパーティーに代表される男女の出会いの場など、自分に好意を持ってもらいたい時の手のしぐさには細心の注意したほうがよいだろう。

ビジネスを成功させるためにもこの相手に近づきたい。以前から狙っている彼女に自分をアピールしたい。合コンでイケてる男を見つけた。なんとか仲良くなりたい。

そんな時、自分の手のしぐさはどんなことに気をつければよいだろうか?

まず、基本中の基本として、自分の手は必ず、相手の見えるところに置かなければならない。

話している時に相手から手が見えないと、人はその相手に不信感を抱く。だから顔を合わせて人と話す時は、必ず手を相手から見えるところに出しておくようにしよう。

テーブルの下に手を隠した人やポケットに手を突っ込んだ人と話すと、どんな不愉快な会話になるか、想像がつくと思う。じかに話をする時、相手の手を見たいと思うのは、脳が手をコミュニケーションに不可欠な部分とみなしているからだ。

手が見えなかったり、表現力が乏しかったりすると、伝えている情報の質も信憑性も低下してしまう。手を隠した時点であなたの目論は終わる可能性があるので、しっかり注意しよう。